米軍ジェット機騒音が始まった

第4次厚木爆音訴訟報告

 最近、米軍のジェット機騒音がひどいと思いませんか。4月23日、在日米軍司令部から防衛省へ空母艦載機の着陸訓練(NLP)のじっしにnついての連絡がありました。訓練期間は厚木飛行場は5月2日から13日までとなっていますが、2,3日前からうるさくなってきました。
 
 ちょうど、厚木爆音期成同盟の第4次訴訟の裁判がありましたので傍聴に行ってきました。裁判所というものに初めて行きました。
傍聴席は78席報道席が6席ありましたが、満杯で抽選に外れ入れない人もいました。
 京都大学大学院准教授で騒音の生理学的影響に関する国際委員会の部会長を務めている松井利仁先生の証人尋問でした。証人尋問とは、原告側(爆音訴訟)、被告(国)側の弁護士が松井先生に質問をして、それに答えるものです。
 原告側の弁護士 は先生の話をうまく引き出し、「現行の環境影響評価は睡眠影響を考慮していない」「厚木基地周辺住民は騒音によてえ、健康損失が継続していく」などの答えでした。
 しかし、被告側の弁護士の質問内容はくだらなく、事前に提出されていた松井先生の意見書に対して「頻繁とはどのくらいのことを言うか?」など言葉尻をとらえた質問や、事前に読みこんで勉強していない質問が相次ぎ、傍聴者からは「時間稼ぎか」「下らんことばかり質問して・・」などひそひそ・・・。おまけ声は小さく不鮮明で、傍聴者たちは聞き取れない質問が相次ぎ、「馬鹿にて・・」とひそひそ。聞こえないというと即退場だそうで・・・・
 傍聴者を無視した会議というのは、議会にもありますね。尋問というのは質問とどこが違うのかと辞書をひいたら、「訴訟において、裁判所または当事者が証人などに対して質問を発し、強制的に返答させること」偉そうな言葉でした。「質問」という言葉に置き換えてもいいんじゃないの、と思いました。