地域の縁側事業を視察

 藤沢市では地域住民が気軽に立ち寄れ、地域の相談窓口としての機能を備えた場所を「地域の縁側」と呼ぶ事業を始めました。藤沢市地域の縁側事業実施要綱は平成27年2月1日に制定され、27年4月以降、本格スタートとなりました。11月現在で市が認定する「地域の縁側事業」に登録されているのは全部で14か所あります。将来は小学校区に1つの「縁側」をもつことが、目標です。

 事業の類型は①基本型②特定型③基幹型の3類型に分けられ、①と③はスタートしましたが、②は28年のスタートとなるそうです。この区分は事業の概要が違います。③の基幹型は藤沢市が独自に設置する「地域ささえあいセンター」とし、ここを中心に基本型・特定型を配置します。

 神奈川ネットで、11月27日(金)湘南台にある地域福祉交流事業「ちょこっと湘南台」を視察に行きました。ここは今年5月15日に開所式をして、その後月曜日から金曜日の午前10時から午後2時まで開かれています。委員長はじめ8人の役員からすべてボランティアで運営されています。支援事業内容は多岐に渡っています。一部有料ですが、2時間程度で100円から300円でした。地域の方たちが気軽に遊びに来ることで、地域のコミュニティの回復につながり、災害時などは情報や一時避難場所としても機能するのではないか、と思いました。(O)