7月サロン「障害者(児)をとりまく事情」

障害者自立支援法について

元無所属市会議員で現在精神障がい者の地域作業所を開き、藤沢の地域作業所連絡協議会の代表をしている柳谷あき子さんに、障害者自立支援法ができたら、どのように困るのか、を具体的に聞きました。また、障がいの息子を持つお母さんが参加してくださり、実際に今どのような支援を受けながら暮らしているか、などを聞くこと
ができました。
 今、参議院で郵政民営化の影に隠れこの法律も審議されています。身体、知的、精神の3つを一緒にした法律ですが、精神障がい者には特にやさしくないこと、障がい者のわずかな賃金より多くの税金を家族が支払うこともある。小規模作業所の多くが、今後地域活動ンターに移行していくと思われますが、ここの部分だけは市町村の委託になるので、市町村格差がでてしまうことが心配される等、官僚が机上の論理で描いた法律が、障がい者の社会参加を程遠くしてしまうことが予想されました。
 12月頃には国の方針が定まってくるでしょうから、市の姿勢を質しておく必要がありそうです。 

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