神奈川ネットワーク運動 サマースクール 子どもの権利条例に学ぶ
神奈川ネットワーク運動で子どもの権利学習会に参加しました。
川崎市子どもの権利に関する条例について、制定から18年、これからの課題 としてかわさき子どもの権利フォーラム代表の山田雅太氏の話をお聞きしました。
条例を制定した理由として、①子どもの権利条約は批准されたが、「人権・権利」という概念は生活の中でとらえていないので「子どもの権利観」を共有することが必要 ②子どもの権利を、子どもが実際に生活している地域社会で、子どもの目線にたって現実生活の中で実現していく作業が自治体に求められている。 ③市民参加の意義ー市民を構成するパートナーとして子どもを位置づける というものでした。②の子どもの目線にたって、③の子どもを市民を構成する一員として位置づけると謳っていることに感心しました。子どもの権利には子どもたちの意見も入っています。課題は大人の子供観であり、子どもの権利条例子ども委員会のまとめには「まず、おとなが幸せになってください。おとなが幸せじゃないのに子どもだけ幸せになれません・・・・」と続きます。子どもたちがしっかり考えた結果がこの条例にはしっかり反映されていることがわかりました。
こどもたちが参画してできた条例づくリを始めて学び、感激しました。藤沢市でもこのような企画を始めることができないか、と考えました。