オスプレイ学習会に参加
10月16日、厚木爆音防止既成同盟のオスプレイの動きや課題について学習会がありました。講師は金子豊貴男相模原市議です。
今回、米軍厚木基地に隣接する日本飛行(株)がオスプレイの定期点検を受注したことからオスプレイが厚木基地にたびたび飛来することが予想されることを鑑みて学習会が開かれました。
オスプレイとは、遠い距離を素早く移動できる輸送機として開発された「離発着はヘリコプターモード、上空では飛行機モード」となる乗りものです。しかし、オスプレイには
①転換モードが危険である・・・離発着時にはヘリモードで地上に対し平行になっているプロペラを飛行モードになるために地上に対し垂直になるよう動かすが、途中の転換モードはバランスも取りにくく非常に危険である。
②普通のヘリコプターより知る動体が重いことからエンジンが停止したとき等は揚力が乏しく落下の危険性が強い。
③プロペラの下から廃熱(230℃)が出ることから普通のところには降りられず、降りるときには大量の水を撒いて地上の温度をさげなければならない。2014年和歌山県で行われた災害訓練に参加したオスプレイが離陸時に芝生を焦がした等。また、降下時には爆風による砂塵が舞い上がるので、このようなところには離着陸できない。2015年ネパール地震に派遣された災害救助のオスプレイが住宅の屋根を吹き飛ばす、木をなぎ倒す等の事故が発生している。
などの特徴があります。また、事故率は他の輸送機より高く、住宅密集地の上空を飛ぶことは私たちの生活を脅かすものです。
米国本土からも整備にきていることから他国の軍隊のオスプレイを日本の民間工場でで整備することは、問題があるのではないか、また、基地内で行うことになっているヘリと飛行モードの転換を、住宅密集地でたびたび行っている米軍に対し、日本政府は何も言わないのはおかしいのではないか。藤沢市や神奈川県、防衛省、米軍などに対し、声を上げ続けるとおもに、市民にもこの状況を知らせていかなければならないと思いました。