12月の藤沢議会を傍聴して

1219日に藤沢市議会定例会における谷津英美議員の質問を傍聴しました。

『こどもまんなか社会について』

子ども基本法が2023年に施行されましたが、子どもの居場所づくりや孤立や不登校などさまざまな問題を抱えているのが現状です。

谷津議員は「地域の子どもの家が複合化され(Fプレイス)一定世代の利用が増える一方で勉強したりゴロゴロしたりする自由な利用の仕方が減っているのでは?」と藤沢市の姿勢をただしました。

視察先の長野県松本市では地域の公民館を若者の居場所づくりのフリースペースとして開放していると説明され、さすが「学都松本」だと感心しました。

子どもたちが「ここにいていいんだ」と安心する場所を作ることこそ行政の仕事ではないでしょうか。とても有意義な質問でした。

『ジェンダー平等社会について』

デートDVが増えている現状を紹介し社会全体の問題であると指摘しました。

藤沢市では保健体育の授業として「いのちの安全教育」の名のもとに尊重、対等、共感できるプログラムを導入しているとの回答でした。そして加害にも被害にもならない教育は重要です。

「自分らしさを大切にありのままでいられる対等な関係」谷津議員の言葉です。

ジェンダー平等社会が絵に描いた餅にならないように私も沈黙せず発言していきます。(会員Y)