東日本大震災復興支援まつりのルンタづくりをNPO法人さわーくかぐやで協働
生活クラブ生活協同組合神奈川主催の東日本大震災の復興支援まつりが
日時 12月7日(土)10:00~14:30
場所 みなとみらい 臨港パーク
*マイ箸、マイバッグを持参してください。
で開催されます。東日本大震災から8年たちました。この後も各地で地震や台風による被害がでて東日本大震災の記憶が薄れてきましたが、忘れることなく、前に進もうと、今年もまつりが行われます。ネット藤沢も協賛団体になり、東北の支援グッズ販売や、プラごみを減らそうとパネル展示やブックレットを販売します。その他、東北の物産などのおいしい食べ物がいっぱい販売されます。
先日、まつりで会場を飾る ルンタのシルク印刷に行ってきました。場所は藤沢市善行にあるNPO法人さんわーく かぐやです。シルクスクリーンはさんわーく かぐやのみなさんに教わりながら、1枚1枚摺り、それを屋内外に乾かすために干していく作業でした。300枚以上摺りました。さんわーく かぐやのみなさんとの会話もはずみ、しかし、しっかりと監督していただき一時間半で終了しました。
さんわーく かぐやは是非、一度行ってみたいと思っていたところでした。善行駅から近いのに竹林や畑、果実の木がいっぱいあり、鶏やウサギが放し飼いになっている自然豊かな場所でした。障がいのある人もない人も一緒に農作業や創作活動をしてるNPO法人。福祉施設ですが「福祉」や「障がい」という言葉は壁を作ってしまうので使わない、ということでした。スタッフもメンバーもボランティアも区別なく、自由に横並びの関係でともに混ざり合い、多様な人たちと持続可能な生き方を工夫しながら楽しんでいる、と紹介に書かれていましたが、本当にみなさん一緒に愉しそうに誇りを持って活動していました。活動内容もすごくて、紙すきやシルクスクリーン、竹を切り出して笛を作ったりと創作活動を行ったり、田んぼで田植えから稲刈りまででしたり、400㍑の海水を汲んで塩を手作りしたり、畑で取れたものをみなさんで食べたりしているそうです。震災時のとき、避難所になじめない方がいるので、毎月この場所でテントを張って自炊をすることも行い、色々な事態にも慣れることを行っているそうです。こんなみなさんたちと一緒に作業しましたが、本当に楽しかった!
まつりの当日はこのルンタが旗めきます。ぜひ足を運んでください。そして復興支援にご協力ください。(植木)
注;ルンタとは チベット人が日常 屋根の上や寺、山頂などに経文を印刷した5色の旗。災いを払い、幸福を願う意味がある。