命に関わる病気を支えるこどもホスピス
神奈川ネットで横浜子どもホスピス~うみとそらのおうち~に行ってきました。
英国では子どもホスピスが59カ所もあるそうですが、日本では大阪についでここが2カ所目。東日本で初めての子どもホスピスで、2021年11月に金沢八景にオープンしました。
免疫力が落ちている子どもは病院か自宅の他、遊びに遊びに行く場所もない生活になりがちです。子どもに楽しい時間、色々な経験をを提供することも難しく、また、家族や兄弟のケアも必要になる、との思いから田川尚登さんが中心になり、NPOを設立しました。ここでは、医療行為は行いませんが、看護師が常駐し、その他、ボランティアのかたたちが利用者みんなを支えています。家族や兄弟のケアは税金などで賄えないものです。しかし、大切で必要なことです。横浜市が土地を30年間無償貸与と、看護師給与を3年間負担してくれていますが、後は寄付などで運営しているということでした。様々な企業や個人、団体の寄付で運営されている子どもホスピスを広く知っていただき、あちこちにこのような施設ができるといいな、と感じました。