能條桃子氏(NO YOUTH NO JAPAN 代表理事)の講演会に参加して

25年ほど前、ジェンダーフリーの言葉が学校現場で聴かれるようになった記憶かあります。教職員組合女性部を中心に内なるジェンダーバイアスを点検し、不要な男女別廃止に取り組みました。男女混合名簿、さん付け呼称、男女同型の体操着(ブルマーからハーフパンツに変更)など。現在これらはほぼ定着してきているでしょう。
一方で25年たっても遅々として進まないのが「決定権を持つ場に女性を」とするクォーター制の実現です。「ジェンダーギャップ指数」は146か国中125位、「政治分野」では最低クラスの138位です。この情け無い日本の現状を打破すべく、彗星のごとく現われた能條さんは、弱冠25歳です。2023年統一地方選挙では、20代30代の女性を地方議員にするためのプロジェクト「FIFTYS PROJECT」
を立ち上げ、推薦した24名の議員が当選しました。推薦条件は、夫婦別姓 、緊急避妊薬、クォーター制などへの賛同です。
若い世代の政治参加活動を心から応援すると共に、自分たちのできる活動を地域で取り組んでいきます。(佐藤)