学習会「不登校児童生徒の保護者の現場から」を開催しました

「不登校児童生徒の保護者の現場から」と題して、NPO 法人優タウン、理事長の小沼陽子さんを招いて学習会を開催しました。小沼さんは、ご自身の不登校児童生徒の保護者の経験から、保護者の居場所として、2018年から毎月「朝カフェ」を開催し、1,000人以上の保護者の声を聞いていらっしゃいます。

一口に不登校と言っても、原因は様々で、はっきりわからない事も多くあります。家庭の中で子どもを「孤立」させないために「学校へ行くことが全てではない、他にも学び方・過ごし方がある」とまずは保護者が考えられることが大切です。また地域では「その家庭を孤立させない」ために、平日日中などに在宅していたり遊んでいたりする子ども(または親子)を見かけても暖かい目で見守る、など大人自身の発想の転換が子どもの命をまもることにつながることを学びました。

参加者は、不登校保護者・元教員・祖母の世代など多世代にわたり、意見交換も活発に行われ、学びの多い時間となりました。