携帯基地局の何が問題か?(2)
電磁波と体調
九州大学の吉富邦明教授(環境電磁工学専門)が2015年に行った講演で、太宰府市、小林市などで測定を行った結果から「体調不良が発生している場所は数μw/㎠以上という共通点がある」という報告がありました。
※太宰府市教育委員会は、保護者の申し入れを受け、校舎に防電磁波対策を施しました。
依頼者 | 基地局からの距離(m) | 子どもたちの症状 | 最大値(μw/ ㎠) |
太宰府東小
保護者 |
100m
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イライラ、頭痛、無気力、皮膚炎、筋肉痛、口内炎、
めまい、難聴、胸動悸など 学級崩壊のクラスも |
1階…0.364
(給食室により遮られ直接電磁波が当たらない場所) 2階…2.232 3階…3.7564 |
小林市の
保育園 |
80と40mの2基 | 鼻血、不眠、耳鳴り、頭痛、倦怠感 | 9.27
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(2015.2.14吉富教授講演記録を抜粋)
これらの測定値は欧州評議会が勧告している0.1μw/ ㎠の3.6〜92倍です。前回報告した子ども関連施設前歩道も20〜50倍でした。子ども達への影響が大変心配です。子ども関連施設のそばに携帯基地局はありませんか。(Y.S)