身近に感じたマイクロプラスチック

時々、家族で片瀬海岸に行きます。浜辺で遊びながら、趣味のビーチコーミングにプラスしてゴミ拾い。大好きなガラスを運んでくれる海に恩返しのつもりで続けています。

夏になるとプラスチックのもろさに驚きます。拾い上げたプラスチックが砂に溶けるよう崩れてしまいます。夏の砂浜の温度は、太陽が直接当たると非常に高くなり、日中のピーク時には50℃を超えることもあります。特に炎天下の砂浜では、表面温度が60℃以上になることもあるそうです。熱や紫外線、酸化などの影響により脆くなったプラスチックは驚くほどに弱く、潮が満ちれば脆くなって砕けたプラスチックが海に戻って行きます。海洋が汚染される仕組みを垣間見たように感じました。海の魚の体内に入ればいずれ私たちの身体に…。ある調査では人間の胎盤を調査したところマイクロプラスチックが含まれていたことが報告されています。様々な健康被害が懸念されているだけに他人事にしてはいけないと思いました。(F.S)

美しいガラスたち

こちらは近い将来、マイクロプラスチックに。