能登半島・石川県珠洲市の銀杏を共同購入しました
思いがけず、能登半島・石川県珠洲市産完全無農薬の銀杏に出会いました。
地震と豪雨のダブル被災により、土砂崩れにより農道が寸断されて通行できない状態がつづく畑で、珠洲市高屋町の農家さんが栽培した銀杏です。
実はこの畑、かつての珠洲原発の建設予定地で多くを占めていた「国営農地開発事業」で拓いた畑です。その畑への道が寸断されたまま放置され、農業者が顧みられずにいる状況でありながら、生産者さんは豪雨のあと土砂崩れで通れなくなった畑への道をひとりコツコツとユンボで土砂をどけたり、土嚢で(崩落箇所の)補修したりしつつ畑まで歩いて、少しずつでも収穫してらっしゃるとのことで、少しでも力になれたらと思い仲間たちと共同購入しました。実が大粒でもっちりして銀杏のイメージが変わるほどのおいしさです
地震と豪雨の2度の自然災害からの復興が遅れていることより、このような地方の名産品と出会えたということは大変皮肉なことではありますが、私たちと珠洲を繋いでくださったライターの山秋真さんに感謝すると共に、一刻も早い能登の復興を願い、政府の動きを注視していきます。