どうして戦争をしちゃいけないの?〜パレスチナとイスラエルの問題から考える
昨年の11月、厚木爆同主催の学習会にて元イスラエル兵士でもある家具職人ダニー・ネフセタイさんのお話を聞く機会に恵まれました。タイトルは「どうして戦争をしちゃいけないの?」
ここ20〜30年、政府から発せられるメッセージや報道などから「問題解決のためには、戦争も仕方ないんじゃないか?」と煽られていると感じている人は少なく無いと思います。どんな戦争も「自衛のため」と言って始められるのは古今東西紛れもない事実なのです。
しかし、私たち人間は殺し合いをするのが本性なのでしょうか?
ダニーさんは言います。
「サバンナからシマウマとライオンを公園に連れてきたらどうなるでしょう?
サバンナにいた時と同じように、ライオンはシマウマを食べようとします。これは彼らのDNAに組み込まれているから。
では、人間同士はどうか?
イスラエルにいると考えられないことですが、日本にいるとアラブ系の人に会うことがある。お祭りの屋台でケバブを売っている人はたいていイラン人。「ハ〜イ」と話しかけるとニコニコと答えてくれるし握手したりもする。同じ人間だとわかります。戦争をするDNAは組み込まれていない。」
私たちは平和憲法を持つ日本に生きています。私たちは憲法9条で「〜武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と決めたことは間違いではないことが、ダニーさんのお話を聞くと確信できます。
学習会の参加者さんの中に「イスラエル大使館に抗議のハガキを送っている」という方がいらっしゃいました。
国際紛争の前では何が出来るのか途方に暮れる私たちでも、これなら出来るのではないか?ネット藤沢のメンバーの中からも「ハガキを送る活動」が始まりました。
ご一緒に、平和を願う声を届けませんか?「それって政治だよ!」(T.K)