困窮者の就労準備支援事業の実践から学ぶ 

困窮者就労準備支援事業の実践から学ぶの神奈川ネット学習会に参加しました。講師はワーカーズコレクティブ協会副理事長で はたらっく・ざま 代表の岡田百合子さんです。

座間市の就労準備支援事業 はたらっく・ざまでは離職期間が長い人や就労経験が浅い人、働いたことがない人たち、引きこもりの若者などを対象に様々なプログラムを通して就労への自信を深めることを目指している事業所です。生活訓練講座体験実習、就労準備に向けて様々なプログラムを用意して、就労につながった人も何人もいました。この座間市では市の広報で年に何回か就労支援について大きく取り上げています。このことにより2017年から19年の間に37人の利用申込みがあったとのことです。自治体が広報などで周知することで目につきやすく、信用できるものだと考えた申込者がいる、ということでしょう。

この事業所は、実習先が広がり協力団体が増え、地域の輪が広がり理解と共感ができていることがわかりました。地域で暮らしていくためには、専門家より地域の人立との関係作りが大切で、利用者の多様化に伴い、地域のサポーターが産まれてきたようです。また利用者のニーズに合った就労先を見つけることでより多くの協力団体とのつながりができてきました。それだけではなく、ここを卒業した後もフォローするスタッフに脱帽です。地域の人や資源を活用し自治体との協力関係を築くことで就労につながる人が増えることが重要です1のサムネイル。藤沢市は色々な支援策がありますがどのように機能しているか、まずは調査から始めます。(植木)