困窮者自立支援制度から地域での実践を学ぶ

神奈川ネットで行われた困窮者を巡る社会情勢と生活困窮者自立支援制度の学習会がありました。講師はNPO法人ワーカーズ・コレクティブ協会の性医務理事 松川由美さんです。

前半は生活困窮者自立支援制度の学習。後半は育づらさを抱えたひとへの社会的自立支援之実践の話でした。

自立支援法における生活困窮者とは、福祉事務所に来訪したrが生活保護に至らないヒトや、ホームレス、長期失業者、引きこもり、経済や生活問題に問題のある人、スクールソーシャルワーカーが支援しているこどもなど多岐にわたりますが、ワーカーズコレクティブ協会では生きづらさを抱えた方たちが、地域でともに働き暮らすことのできる社会的自立支援を行っていました。職場体験を支援することから社会途の接点が生まれてくるので大変重要ですが、協力事業所の確保が大変で、自分のできる範囲での働きを認めてもらえる働き方ができるワーカーズコレクティブが多くの受け皿になっているようです。また、このような関わり方から働くことができるようになった方など成果が出ていることで、横浜市の受託なども行っていましたが、課題を発見しても解決できない問題が多いことも見えてきたようです。就労支援だけではなく、学習支援、居住支援も必要であるが、行政だけでは解決できない問題も多く、孤立しない社会作りが重要である、との話に納得しました。今後、藤沢市の体制を調査していきます。(植木)